疲労回復を促進する成分。

クエン酸やコエンザイムQ10など、イミダペプチド以外の抗疲労物質を紹介しています。

クエン酸。

クエン酸は、梅干し・お酢・柑橘類(レモンやオレンジ等)などに含まれる成分で、体質をアルカリ性に保つ働きがあります。

古くから、「すっぱいものを食べると、疲れがとれる」という事は、多くの人々によって経験的に知られていますが、この主成分がクエン酸なのです。

クエン酸は、細胞のクエン酸サイクル(TCA回路)と呼ばれる代謝システムの中心的存在にあって、生命活動に必要なエネルギーを作り出す働きがあります。

その為、クエン酸サイクルの正常に維持する事が、体内でのエネルギー産生や疲労回復に大きく関わる事が知られています。

クエン酸をしっかり摂取する事で、サイクルが活性化され、疲労回復が促進されるのです。

コエンザイムQ10。

コエンザイムQ10は、牛肉・イワシ・ほうれん草など多くの食品に極微量に含まれる成分で、もともと体内にも存在しています。

CoQ10(コーキューテン)・補酵素Q・ユビキノンなど名も持ち、現在では、アンチエイジング成分として、サプリメントや化粧品に配合され活躍しています。

人気のコエンザイムQ10ですが、実は、発見当時の最大の効果は「疲労回復」だったのです。

私たちの生命活動エネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸)がエネルギー源となって保たれており、人は1日に体重と同じ量のATPを合成し、消費しているのです。

コエンザイムQ10は、細胞のミトコンドリアと呼ばれる器官で、ATP産生に深く関わっており、体内のコエンザイムQ10が不足すると、エネルギーが上手く作れなくなって「動機・息切れ」などの頻繁に起こす原因となってしまいます。

この事は、心臓病の治療薬として利用されていた実績からも明らかになっています。

オルニチン。

食品の中で、最もオルニチンの含有量が多いものは「しじみ」です。
他には、キハダマグロ・ヒラメ・チーズ・パンなどにも少量ですが含まれています。

オルニチンは、肝臓の代謝経路の一つ「オルニチンサイクル」の主役であり、アンモニアを解毒する働きを担っています。

実は、アンモニアとは非常に厄介な存在で、アンモニアはTCA回路(クエン酸サイクル)を阻害してしまう事が判っています。

つまり、オルニチンをしっかり摂取してアンモニアの分解を促進する事は、TCA回路が正常に機能し、スムーズなエネルギー産出に繋がりますので、疲労回復に役立つのです。

リンゴポリフェノール。

リンゴの皮や皮下に多く含まれるポリフェノールで、成熟したリンゴよりも未熟なリンゴにより多く含まれています。

主成分はプロシアニジンと呼ばれるもので、カテキンがいくつか繋がった構造をしていますが、その他にも、ケルセチンやクロロゲン酸など様々なポリフェノールが含まれています。

昔から、「1日1個の林檎は医者を遠ざける」との言葉もあるほど、深く健康に関与しているリンゴですが、運動時の疲労を軽減して、持久力を高める効果があることが確認されています。

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